南米の遺跡調査の報告がてら訪ねた、知己の公爵夫人の邸宅からの帰り道、塔矢アキラは小さな雑貨店に入った。 
 ほんの数日前に南米から戻ったばかりで、必要な物が不足がちなのだ。だがスイスを離れて調査に行った成果は上々であった。
 
 目的地の調査の帰りにたまたま立ち寄った遺跡がとても珍しいもので、歴史的価値も高く、今後本格的に調べることにもなった。
 
 今回の南米行きにスポンサーとして資金援助をしてくれた公爵夫人の住まいが、先刻行った邸宅である。二人を援助してくれた彼女はアキラの母の
 
親友で、今回の成果を我がことのように喜び、遺跡を含めた周辺の土地などを買い取る手続きもとっているそうだ。
 
 次はもっと堂々と調査に行けると思うと、アキラは少しばかり浮かれた気分で棚に並べられた商品を眺める。
 
 尤も、アキラが喜んでいるのはそれだけではない。
 
 南米で、彼にとっては人生の中でも非常に喜ばしい出来事があり、現在それが継続中というのが、一番の要因である。
 
 好きな相手に告白をして受け入れて貰えた。その上、その恋人と一緒に生活ができている。大切な相手の為にも何かを買って帰れると思うと、買物
 
など少しも苦になるはずがなかった。
 
 この店は小さいながらも色々な品があって、随分と重宝している。
 
 そろそろランプの油が切れそうだし、ついでに買い足しておこうかと、アキラは棚から必要な物を選んで籠に入れながらふと考えた。
 
 使うのは夜だけだから、まだまだ保つだろうが、大学の講義が始まったり、研究レポートを書いていたりすると、買いに行く時間が無くなってしまうかも
 
しれない。そうなってしまう前に、先に買っておいても悪くないだろう。
 
 電灯はあっても発電所からの供給が悪い昨今では停電が多く、夜になると携帯用ランプは手放せない必需品なのだから。
 
 数ヶ月前にアールヌーボー様式のアンティークランプを購入したが、電気が通らないのでは宝の持ち腐れだ。高名なガラス職人の工房で作られたと
 
いう名品も、戦時下ではガレージセールに格安で出されてしまうのだから、何とも複雑である。
 
 最初のうちは発電所が機能していたので、柔らかな電灯の下で過ごせたが、最近は電気がまともに通る日の方が珍しい。
 
 アキラはつきそうになる溜息を殺して、棚に眼を向けた。
 
 時は一九三〇年代――隣国のドイツではナチスが台頭し、不穏な空気はアキラが住むスイスにも伝播してきている。
 
 その影響もあってか、最近は物価も高騰してきているだけでなく、人手不足もあって水道や電気も止まりがちだった。
 
 アキラはこの永世中立国であるスイスで、大学の講師をしている。
 
 専攻は考古学で、若干十五歳という若さで選任講師として大学に在籍する天才少年だった。彼の年齢でそこまでの能力があるということは、相当博学
 
な知識を持つ裏付けに他ならない。
 
 アキラが戦禍によって他界した父の代わりに、この大学で教鞭をとるようになってからもう一年以上になる。
 
 それまではイギリスに留学をしたり、知人の発掘調査を手伝ったりしていた。
 
 大学は飛級でとうの昔に卒業していたので講師の話に否やはなく、何よりも父の研究の跡を継げると思うと嬉しい話でもあった。
 
 大学講師の仕事は給料も高く、一人で暮らすにしても十分だった。
 
 両親が他界し、異国でたった一人暮らすのは確かに孤独であったが、日本で思い出の詰まった家に帰るよりも心は軽い。
 
 だがどんな存在よりも一番、アキラの孤独を癒してくれたのは、現在同居している恋人の存在である。
 
 とはいえ、恋人という関係になったのはほんの数日前からだ。
 
 それまではあくまでも友人というかライバルのような関係で、好意を持っていても中々想いが通じるところまではいかなかった。
 
 先日、たまたま出向いた南米の遺跡が彼と出会った場所だったが、その懐かしさを感じる間もなく奇妙な事件に巻き込まれたりもして、関係が進展す
 
る気配は見当たらなかった。
 
 結果としては、その不思議な事件もあって彼の大切さを改めて思い知り、アキラはやっと想いを通じさせることができた。
 
 初めて出会った神殿遺跡でまるで祝福するように美しい音が響く中で想いを告げ、受け入れて貰えたのは、アキラにとって十分過ぎるほど幸福なこ
 
とである。その恋人――進藤ヒカルとの出会いは、三年も前に遡る。
 
 先日まで行っていた南米の神殿遺跡でアキラはヒカルと初めて出会った。しかしその出会いはまさに最悪なもので、一つの銀貨のようなものを巡って
 
取っ組み合いの大喧嘩をし、そのまま名前も知らずに喧嘩別れしてしまったのである。
 
 けれどその分だけお互いの印象は強く、数年後に再会するまで二人とも相手のことを忘れることはなかった。
 
 奪い合った銀貨のようなものはその時の喧嘩の際に二つに分かれ、彼らはそれぞれ半分ずつを所有していた。まるでその銀貨が二人を引き寄せるよ
 
うにして、彼らは再会したのである。
 
 アキラは大学の講師として。ヒカルは求人広告を見てやってきた住みこみの助手として。
 
 実際のところ、助手は殆ど名目上のもので、ヒカルとは活発な意見を交し合える身近な友人であり共同研究者だ。恋人としてではなく、共同研究者とし
 
て一緒に暮らすようになってから半年以上経つ。共に生活する中で二人は互いの理解を深めていったのである。
 
 想いを通じ合わせてまだ数日では、大した進展がないも当然かもしれない。ヒカルに関してアキラは貪欲で我慢がきかないだけで。
 
 ヒカルは幼い頃に藤原佐為という、レジャーハンターであり考古学者でもあった青年に拾われ、彼から様々な技術や知識を教えられて育った。
 
 そういった点からみてもヒカルの技術は高い。
 
 ヒカルは素直な明るい性格で、とても拾われて育てられた子供だとは思えない。それだけ佐為やその家族がヒカルを可愛がって育てたのだと、アキラ
 
はそこかしこに感じていた。
 
 自分勝手で我儘で、傍若無人なところのあるヒカルは、ともすれば甘やかされ過ぎの感があるのは否定できないが。
 
 彼らはまるで、ヒカルをどこかの王族のように身分の高い存在と同様に扱っていたのではないかと思えるほど、ヒカルは誰かに構われたりすることを当
 
然のように受け止める節がある。
 
 食事はアキラが作るのは当り前。着替えを手伝って貰うのも、上手く結べないネクタイを結んで貰うのもヒカルには当然なのだ。
 
 アキラが風邪で倒れた時は食事の世話もして、あれこれと甲斐甲斐しく看病してくれたが、ヒカルの感覚では、普段の生活はアキラにして貰うのが普
 
通だと思っているらしい。佐為はアキラの両親と時同じくして病で帰らぬ人となったので、ヒカルが拾われた時の状況などの細かな経緯は不明だが、ヒ
 
カルには支配者階級特有の鷹揚さを、不思議と感じさせるところがある。
 
 尤も、佐為は旧華族の出であったから、家族のように一緒に暮らしていたヒカルも同様だったのかもしれない。だがヒカルの場合は、拾われる以前の
 
生活の影響がある可能性も無視できない。アキラは仕事柄、王族や貴族といった支配者階級の人々と会う機会が多いだけに、彼らの持つ一種独特な
 
雰囲気をヒカルの中に見出すことがままあった。
 
 確信があるわけでもなく、ただの勘で勝手に憶測をしているだけなのだが、何となくふとそう感じることが時折ある。
 
 とはいえ、ヒカルは拾われる以前の記憶が皆無に等しいほどにないらしく、手がかりになりそうな物事も覚えていない。
 
 それに身分が高ければ、拾われた時点ですぐに名乗り出る者が居てもおかしくはないだろう。
 
 余程の事情で名乗りを上げられないのなら仕方のないことだが。
 
 周囲の者が、自然と彼の世話を焼くのは極当り前の風景だ。ヒカルの生来の性格や彼の持つ魅力が与える影響なのか、或いは育った環境から植えつ
 
けられたものなのか、それはどちらともとれるし、同時にとることもできない。
 
 状況証拠にもならない程度の事柄を並べ立ててみても、アキラの考えはただの当て推量の域を出ないのだ。
 
 とかくヒカルには謎めいたところがあるのだが、アキラにとっては彼の存在そのものが大切で愛しい。
 
 その謎すらも、心を熱くさせる要素にしかならないのだ。アキラはぼんやりとヒカルのことを考えながら、雑貨屋で他に必要なものはないかと探す。
 
 物価が上昇するよりも早く、安いうちに手に入れないと家計を直撃するのは必至である。
 
 何だか貧乏性の主婦のような感覚が自分でも苦笑を覚えてしまうが、贅沢ができる状況でもなく、暢気にことも構えていられない。
 
 昨今では物資の不足もだんだん深刻化してきている。町の空気もどこかピリピリとし、張り詰めた糸のような緊張感が満ちていた。それだけ人々の不安
 
は大きいのだろう。ヒカルからは特に欲しいものはないと聞いているが、アキラは日保ちのしそうな缶詰などの食料品を買っておくことにした。
 
 どんな時でも人間は食料が無ければ生きてはいけないのだから。
 
 食料品も配給になるかもしれないという噂もある。
 
 いくらスイスが中立国として平和を保っていても、周辺各国が戦争をしていればその影響を受けないはずがない。
 
(早く戦争なんてなくなればいいのに…)
 
 アキラの両親は列車への誤爆で他界した。言わば戦争に殺されたようなものである。ヒカルを育ててくれた佐為も、戦争で物資が不足していなければ、
 
或いは助かったかもしれない。いつまで大学の講師を続けていられるかどうかも分らない情勢だ。
 
 先日の南米でかなりの成果をあげられたこともあり、金銭的には差し迫った状況ではない。だが安全性は厳しいかもしれない。
 
 実際、大学側はアキラに講師を頼む前に他大学の教授にも教鞭の依頼をしたそうだが、誰もが戦争を忌避して断ったらしい。
 
 だからといって、今大学を辞めてどうにかなるわけでもない。今更日本に戻ったところで仕事があるはずもなく、アキラのような存在は反対に疎んじられ
 
るだろう。それに、見た目からして明らかに混血児であるヒカルを日本に連れて行くのも忍びない。
 
 混血児は奇異の眼で見られ差別や迫害の対象ともなっている。特に閉鎖的な意識の残った人々はヒカルのような存在を厭う。
 
 綺麗な金色の前髪に、色素の薄い砂色の瞳、白い肌。
 
 どれをとってもヒカルは愛らしく綺麗だ。そんなヒカルを好奇の視線に晒すなんてアキラには我慢できない。
 
 アキラが全身全霊を捧げる大切な存在が進藤ヒカルなのだから。
 
 ヒカルに辛い思いをさせずに済むなら、アキラはどこにだって行くし、何でもするだろう。多少の我儘など可愛いものである。
 
 ヒカルの好みそうな甘い果物の缶詰の他に、コーンビーフやオイルサーディンなどのすぐに調理ができそうなものを幾つか手にすると、アキラは簡素
 
なレジに向かった。歩きながら見るともなく陳列された棚を視線で撫でて、ふと美しい形の香水瓶に眼を留める。
 
 こんな店では滅多に見ない珍しい品を不思議に思いながら、手にとってみた。
 
 ガラス製の香水瓶は実に見事な作りである。銘はないがこの仕事ぶりは一流の職人のものだろう。
 
 デザインからして百年以上前に流行した時代のものに見えるが、アキラはアンティークに詳しくないのではっきりとは分からない。
 
 美しい容器を眺めていると、そうではないかと彷彿させる、気品のようなものを感じるのだ。
 
 蓋を開けてみると、芳しい香りがふんわりと漂ってくる。
 
 中に入っているものは香水ではないようだが、アキラは瓶のデザインも中に入っている香料も気に入り、手にしてレジに置いた。
 
 これはヒカルへの土産にしても悪くはないだろう。多分ヒカルなら喜んでくれると思うのだ。
 
 理由は、ヒカルは香水をつけているように感じるからだ。
 
 ヒカルからはいつも芳しい香りがするのである。華のように甘くて優しい、凛とした爽やかな芳香が。
 
 どこのメーカーの香水を使っているのか皆目見当もつかないが、とても自然で香水特有の人工的な強い匂いのしない逸品だと思う。
 
 お洒落なヒカルなら、普段から香水をつけていると予想ができた。
 
 どんな香水なのか、実物を見たことがないから、銘柄もまるで知らないのだが。
 
「すみません、これはどういった物ですか?」
 
 手早く会計を済ませていく女主人に香水瓶を指し示すと、合点がいったように瓶を手に口を開く。
 
「これの中身は香油、珍しいでしょ?匂い消しや芳香剤として使えるし、お風呂に少し入れるとリラックスできていいわ。マッサージにも使えるものでね、
 
美容に最適なんですって」
 
 アキラに金額を提示しながらのんびり語る彼女に金を払い、香油瓶の思った以上の安さに驚く。アキラの反応に、女主人は軽く肩を竦めて苦笑した。
 
「最近じゃこんな贅沢品なんて、持っていても仕方ないみたいでね。これを渡す代わりに現金が欲しい、安全なこの国で生き延びる資金にしたいからっ
 
て…そういうわけ。殆ど質流れみたいなものなの」
 
 顔なじみの女主人の言葉をうけ、アキラも複雑な思いだった。どのみち安全な国など、どこに行ってもないようなものである。
 
 戦争に直接的に巻き込まれないよりはマシという程度だが。
 
 それでも、人々は平和を求めてこの国に来る。だが、情勢は決して難民にとって楽なものではない。物資の不足で物価は高騰し、人材は足りないの
 
に万年的な就職難が続いている。実際、アキラのように若くして大学講師についているなど、随分と珍しい例なのである。
 
 一歩違えば身体を売って生計を立てる少年や少女がそこかしこに居るのだから。
 
 女主人に礼を述べて、アキラは荷物を持って店を出る。
 
 ヒカルは今日、家で一人留守番中だ。早く帰らないとお腹をすかせてへばっているかもしれない。
 
 それだけでなく、愛しい人の傍に一刻も早く戻りたくて足は自然と早足になっていた。
 

 帰宅してから二人で夕食をとると、居間で囲碁を打って検討する。それが最近のアキラとヒカルの日課になっていた。 
 囲碁ではまさに好敵手といえるほどに実力も拮抗し、互いに打っていて一番楽しい相手だ。二人とも相当な強さで、碁で稼ぐことのできる時代なら十分
 
生活ができる腕前の持主なのである。
 
 ヒカルと想いが通じ合うようになったといっても、二人は未だに清らかな関係のままだ。口付けすら、神殿遺跡でした後は一度もしていない。
 
 それどころか、南米から帰って以降、最短でヒカルと近付ける距離が碁盤を挟む向かい側というのは、如何なものだろうか。
 
 以前は、白熱した検討を終えて一息つくと、アキラはヒカルと広めのソファに腰を落ち着けてゆったりと一緒に過ごしたり、どちらかの部屋で他愛もない
 
話をしたりしていたものだ。ところが最近は、変に二人揃って意識してしまうからか、検討後に一緒に過ごすことも、ともすれば互いの部屋を行き来するこ
 
とすらなくなってしまっている。これはちょっとどころでなく、かなり寂しい。
 
 食事をする時ですら妙に遠慮して口数が少なくなり、早々に終えてしまうほどである。これまでは二人きりでも賑やかで楽しい食事風景だったのに、今
 
日などまるでお通夜の晩のような静けさだった。こんな状態が数日間も続くと、さしものアキラももどかしさで息が詰まりそうだ。
 
 ヒカルもこのところ気まずいのか、より一層アキラとの距離をとるようになってきている。
 
 ついさっきもアキラと眼が合うと慌てて逸らしたり、指先が触れ合ったりするだけでも、頬を赤くして部屋に逃げ込んだりして、近付くきっかけというものを
 
与えてくれない。ここ二、三日、ヒカルとは囲碁や研究のこと以外でまともに話した記憶がなかった。
 
 一緒に暮らしていることもあって、しょっちゅう相手が視界に入るからか、ついつい余分に構えて動きがとれなくっているのだと分かっているが、前に進
 
めるのも難しい。だがここで諦めていては男が廃る。
 
 何よりも、ヒカルと共に住んでいながら手すら握れない、口付けもできない、もっと先にも進めないだなんて、蛇の生殺しも同然だ。
 
 ここは何とか奮起して、ヒカルとの距離を詰める必要がある。アキラも恋愛に奥手で下手だが、ヒカルもまた相当苦手なようだ。
 
 ヒカルの可愛らしい反応で分かるように、決して嫌われていないのが唯一の救いなのだが、反対にその愛らしい仕草に理性が飛びそうになることもしば
 
しばあって困ってしまう。つまりは、雑貨屋でみつけた香油瓶は、アキラにとってはヒカル攻略のアイテムの一つだったのだ。
 
 部屋に篭もられてしまったから、今夜はもう無理だろうが。
 
 ぴたりと閉ざされてしまった扉は、まるで大昔の神話のように、天照大神が天岩戸に篭もった物語を彷彿させる。
 
 ヒカル自身が太陽のような輝きを持つ少年なので、この例えはあながち外れていないと思うアキラは、十分彼に心を奪われていた。
 
(大丈夫だ……明日がある…!)
 
 扉を凝視し、ぐっと握り拳を作って自分に言い聞かせる。アキラは諦めの悪さでは天下一品なのだ(ヒカル談)。
 
 明日が駄目なら明後日、明後日が駄目なら明々後日、どれだけ日数が経とうが絶対に諦めない。
 
 こうと決めたら梃子でも動かず、目標に向かって猪突猛進し、徹頭徹尾攻め続ける。
 
 意外と面倒くさがりなところもあるから、他のことなら途中で放棄したかもしれないが、ことヒカルに関しては手放す筈がない。
 
 何とか少しでもヒカルに近付くきっかけを作らないと、ゆっくり話すことはおろか、手を握ることすらできない。
 
 できればキスもしたいしそれ以上のことだってしたいのが本心だ。アキラは聖人君子ではなく、健康で若い少年である。
 
 恋人との距離をできるだけ詰めたい。全てを手に入れたいと願うのは、人間なら当り前の欲求だ。
 
 ヒカルの反応を見るにつけ、彼はそうではないのだろうかと思うと、一抹の寂しさを感じずにはいられないのだけれど。
 



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